シュタルケルの大公トリオ
ベートーヴェン作曲 ピアノ三重奏曲7番大公
ベートーヴェン作曲 ピアノ三重奏曲7番大公
ヤ―ノシュ・シュタルケル(チェロ)
アギ・ヤンポール(ピアノ)
ヴィクトール・アイタイ(ヴァイオリン)
UK nixa盤 レコ-ド番号 PLP 707 モノラル録音 1950年代
○レコ-ドの状況
音に出る傷あり(少し)
NM-
かなり古いモノラルフラットディスクです。
盤を目視したところ特段大きな傷はありませんが、全体的に小傷が多く見受けられたので
ステレオカートリッジで全体を通して試聴したところ。モノラルフラットディスクを
ステレオカートリッジで再生した際に発するパチパチ音サーフェスノイズが発生しました。
モノラルカートリッジでは、パチパチ音も相当抑えられかなり快適に試聴できました。
かなり古いレコードなので時代を考えればキレイだと思います。
モノラル時代のフラットディスクは、音溝をモノラルカートリッジで再生するように
作られている性質上、ステレオカートリッジでは雑音を拾います。
○ジャケットの状況
汚い 底が10センチ程度裂け 天井・背中・底にテープを貼った跡があり
シミや擦れがかなりあり
EX
写真を見てご判断願います。
底が10センチ程度裂けています。
天井・背中・底にテープを貼った跡があります。
シミや擦れがかなりありますが、時代を考えれば普通だと思います。
〇トムさんの想い
シュタルケルのnixaUK盤で、最初期レーベルだと思います。
ペリオド盤のよなヌケたような明るさと響きはないですが、UK盤特有な落ちついた重厚さが
あります。
ペリオド盤もnixa盤も音の奥行があり素晴らしい音質だと思います。
シュタルケル以外のヴァイオリニストやピアニストは有名な演奏家ではないが、素晴らしい
名演をしていることにただただ驚き、こんな素晴らしいピアニスト・ヴァイオリニスト
がいたんだという感じです。
チェロがどっしりとしているだけでピアノもヴァイオリンともに素晴らしい演奏になる
ことに驚きを感じた一枚です。
全体的に早めで、切れ味鋭い演奏です。