コーガン パガニーニ協奏曲1番
コーガン パガニーニ ヴァイオリン協奏曲1番
パガニーニ作曲 ヴァイオリン協奏曲1番
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ワシリー・ネボルシン指揮 モスクワ放送交響楽団
ソヴィエト Melodiy盤 レコ-ド番号 D-06391-92 モノラル録音 1959年録音
○レコ-ドの状況
音に出る傷あり(少し)
NM-
盤は、目視で大きな傷などがなく、時代を考慮すれば相当な美盤だと思いましたが
全体を通して試聴すると。ステレオカートリッジでは両面ともに2~3回程度チック音が
発生しました。
しかしながら当盤で演じているコーガンのテクニックが凄く、他の同じ演奏をしている同じ
コーガンの他のレコードと比べヴァイオリンの音色も余りにもリアリティある美音だったの
でチック音等が余り気にならなかったというより他のレコードが霞んで感じました。
モノラルカートリッジでもチック音は大分ましになりすが、どうしてもチック音は若干
残ります。しかしながらヴァイオリンの音色はますます深まり最高の演奏を堪能できました。
モノラル時代のフラットディスクは、音溝をノラルカートリッジで再生するように作られて
いる性質上、ステレオカートリッジでは雑音を拾う場合があります。
○ジャケットの状況
やや汚い 汚れが付着しています。 輪状のかたあり 裏面底の張り合わせに少し破れあり
NM-
写真を見てご判断願います。
日焼けやシミがありますが、時代を考えればキレイだと思います。
裏の下部の張り合わせ部分が少しやぶれています。
〇トムさんの想い
グァルネリ・デル・ジェスの音色を最高に表現したヴァイオリニストの一人だと思います。
コーガンのパガニーニは、テクニックも完璧、曲想に合わせた音色も最高。
まるでパガニーニが憑依したような演奏です。
また、ネボルシンとの共演盤は録音が良い、ブリュックとの演奏と比べて音質が良いと
思います。コロンビア=EMI系録音よりメロディアの方が音質が良い場合もあるという
珍しいパターンです。ブリュック1955年、ネボリシン1959年で4年の差ですか?
優秀録音盤